親と同居しなければならなくなり、先ず考えたのがリフォームでした。70坪の広い家だったので設備の更新と断熱工事をお願いしたところ、びっくりする見積りが。
建て替えに切り替え、住宅展示場や見学会を回りました。そうした中ネットの口コミで県内産木材を使う木族の家さんを発見。
アポをとってお邪魔し、対応してくださったのが田中会長です。損得でなく、喜ばれる家を提供しようとしている志が伝わってきます。その人柄と誠実さに心動かされました。
最終的には3社に絞り提案をもらい、木族の家さんの間取りが一番しっくりきました。仕入れ値そのままの見積りも明朗です。
建築系ユーチューバーさんが出始めた頃で、ラクジュの本橋さん、断熱の鬼松尾さん、構造塾(木族の家さんがメンバーだと後で知りました)の佐藤さん等々、30年のトータルコストを考えると高断熱高気密住宅であるべきだと知りました。
最終的にはG3グレード、C値0.4、耐震等級3を目標に仕様を詰めました。設計の下里様には聞きかじった情報を基に沢山のお願いをしました。室内循環フード、ダクトレス第一種換気など素人考えにもかかわらず実直に対応して頂きました。凄いと思ったのは、「無理です!」と言わない事。その臨機応変さが地元工務店さんにお願いする大きなメリットだと思います。画一的ではない、本当にオリジナルの家が建ちます。任せっぱなしではなく、協同作業ですね。
解体、地盤改良から始まり上棟式は棟梁さんが勢揃い、あーっという間に骨組みが完成です。どの棟梁さんも実に手際よく、プライドを持って仕事をしているのが分かりました。関係業者さんどこをとっても技術力は勿論、人柄などトータルレベルが高いのには感心します。現場にお邪魔し、初めて見る工程一つ一つを丁寧に教えてもらいながら家づくりの経過を楽しむことが出来ました。
もしまた家を建てることがあれば下里様と坂井棟梁親子様にお願いしたいと思っております。末永くお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。