自然に親しむゆったりした暮らしにずっと憧れていましたが、具体的に老後の家を考え始めたのは五年ほど前からでした。
もちろん、自然に優しい木の家でなくてはなりません。インターネットであれこれ探していた頃に、偶然オンドルエコノを見つけ、「あ、これいいね」とすっかり気に入りました。夜間電力で温められた自然石が昼間ゆっくり放熱するなんて、なんとも体に良さそうではありませんか。
その後各地を見て回り、雄大な北アルプスと安曇野の田園風景に一目惚れしました。安曇野・木の家・オンドルエコノとくれば、木族の家です。見学会で何軒か拝見すると、どれも住む人に寄り添った気持ちの良いお家で、職人さんの丁寧な仕事にも心底納得。しかも造り手の顔が見え、長いお付き合いを大切にする温かい雰囲気に惹かれました。そこで、まだ土地も決まっていないのに即、木族の家を訪ね「お願いします!」と夢の実現を託したのです。
初めての土地で何もわからない私たちを田中社長はとても優しく迎えてくださり、土地探しや購入契約からサポートしてくださいました。
プラニングでは、あれもこれもと欲張りな要望を並べて杉本さんを困らせましたが、都度考え抜かれたデザインで希望をかなえてくださり、私たちは家づくりに夢中になりました。工事が始まり建て方の一部始終を見学できたのは実に感動的でした。現場では数々の困難をものともせず情熱的に働く下里さんにいつも励まされました。
私たちの家は、藤沢棟梁、倉科棟梁はじめ多くの方々の知恵と技と力の結晶です。本当にありがとうございました。
家づくりに携わってくださった全ての皆さんに心から感謝し、一日一日を豊かにしてくれるこの家を大事にしていきます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
