みなさん、スマートハウスというものをご存知でしょうか?
はじめて耳にするという方も多いかもしれません。
最近では、IT技術がどんどん進化しており、住宅においてもIT化が進むようになってきました。
スマートハウスはIT技術を取り入れた住宅のことを言います。
今回はスマートハウスについて詳しく説明していきます。
□スマートハウスとは
スマートハウスとは、IT技術を使って、家庭内のエネルギーの消費を最適にコントロールしたものです。
例えば、これまで無駄にエネルギーを無駄に消費していた住宅にIT技術を搭載することによって、より効率的にエネルギーを消費し、余ったエネルギーは売ったり、貯めたりといったことが可能になります。
こうした効率的なエネルギー消費を行うことによって、環境への負担を軽減させたり、光熱費を抑えたりすることができるようになるのです。
□スマートハウスのメリット
それでは、スマートハウスのメリットには具体的にどういったものがあるのでしょうか。
*エネルギー量を把握できる
スマートハウスには、HEMSと呼ばれる、エネルギーを「見える化」する管理システムがあります。
これによって、家庭のどの設備でどれだけのエネルギーが消費されているのかを把握することができます。
*エネルギーのコントロール
HEMSがあることによって、エネルギー量を制御することができるようになります。
例えば、一定の温度になったらエアコンの風量を下げるなど、自動で効率的にエネルギー使用量を調節するのです。
屋外からの遠隔操作も可能で、エアコンのつけっぱなしといったケースも防ぐことができるようになります。
*省エネ
スマートハウスでは、もちろん省エネ効果が期待できます。
エネルギーの使用が高効率化され、光熱費の削減にも大きく貢献します。
*創エネ
太陽光発電などによって、創エネが可能になるのですが、必要な分は家庭で使用し、電気が余った際には、その分を自動で電力会社に売ることができます。
*蓄エネ
電気を売る以外にも、蓄電するという方法もあります。
蓄電することによって、なんらかの理由で停電になっても、その分の電気量を使って、電気を使用することができるのです。
このように、スマートハウスには非常に多くのメリットがあります。
確かに初期費用はかかりますが、スマートハウスの導入は政府から推進されており、補助金の給付も行われています。
より効率的なエネルギー消費のために、スマートハウスを検討してみてはいかがでしょうか。