今から新築を考えている人にとっては、その家が終の棲家(ついのすみか)になるかもしれません。
できれば住み慣れた自分の家にずっと住み続けたいですよね。
何十年後も先の話だ、という方も是非一度参考にしてみてください。
そこで今回は老後でも安心して暮らせる間取りについてお話したいと思います。
□老後に向けて気を付けたいこと
今は家族が一緒に住んでいる、という方もいつかは子供が独り立ちして夫婦で住む、ということになるかもしれません。
そうすれば、今まで家族優先で考えていたことが全て自分達のための暮らしになります。
例えば、子どもの遊び場のための広々としたリビングやたくさんの部屋ではなく健康面に配慮したバリアフリーの整った部屋が必要になってきます。
特に、体力が低下し、足腰が弱ってくることを念頭において間取りを考えることをおすすめします。
□終の棲家におすすめの間取り
*平屋
段差のある間取りはそれだけで移動が大変になってしまいます。
使わない部屋であっても掃除はしなければいけませんよね。
そこで、平屋であれば階段を使わなくて済むので安心です。
また、平屋であっても出来るだけ段差をなくすことで転倒事故の防止に繋がります。
*手すり
手すりも、転倒防止に役立ちます。
たとえ室内であっても、移動の際にはあるに越したことはありません。
特に浴室の滑りやすいところやトイレなど座らなければいけない場所には設置しましょう。
*部屋の大きさ
もしも車椅子生活になってしまった時のことを考えて、部屋や廊下の大きさは少し広めにとっておくといいでしょう。
また、入り組んだ部屋ではなく引き戸で普段は解放しておけるような間取りだと、開放感があってゆっくりできますし、移動も楽になります。
*自然素材の住宅
自然素材住宅は家の中の気温が部屋ごとに大きな差が無く、ヒートショックを防ぐことができます。
特に、冬に暖房をつけた部屋から冷え切った脱衣場に入り、熱いお湯につかるという一連の流れが血圧の急激な変化に繋がり、心臓発作を引き起こしてしまう例が多いです。
床暖房が付いている家だと、シニア世代には過ごしやすく健康にもいいでしょう。
*趣味に打ち込める住宅
注文住宅の良い点は自分の好みにデザインできる点です。
老後でも楽しめる趣味を持っていらっしゃる方は、思いっきり楽しめるように間取りも考えてみるといいでしょう。
□まとめ
今回は終の棲家におすすめの間取りについてご説明いたしました。
今はまだ大丈夫でも、何年もその家に住むつもりであれば是非老後のことも想像してみてくださいね。
木族の家では木のぬくもりを感じる自然素材住宅の注文を承っております。
夏は涼しく、冬は暖かく過ごしていただけるので老後も安心です。
是非一度ホームページをご覧ください。