「新築を買うのは費用がかかるから、できれば補助金を受け取りたいなあ」
住宅の新築には補助金が設けられていますが、その基準はお住まいになっている地域、あるいは転居先の自治体によって異なります。
そのため、それぞれの自治体がどのような制度を設けているのかはしっかりと把握しておくことが必要です。
今回は、長野県の中でも松本市において受けることのできる補助金の制度についてご紹介いたします。
□松本市で受けられる新築購入者への補助制度
長野県松本市で新築購入に対して行うことのできる補助金の制度には、新築購入そのものに対してと省エネにつながる設備の導入の2種類があります。
*新築購入に対する補助金
長野県松本市においては、直接補助金という形で給付を行っているわけではありません。
融資を受け、その返済で必要となる利子の一部を代わりに負担するという仕組みを設けています。
条件としては、契約者ご自身あるいは扶養している親族が住む、延床面積が40平方メートル以上280平方メートル以下の住宅に対して、長野県労働金庫からの融資が行われていることです。
補給対象の融資額は300万円分を上限に最大で6万円が支給されます。
借入期間が5年以下の場合には3万円が上限になりますので注意しましょう。
□省エネルギー設備導入における補助金
最近では省エネルギーにつながる住宅の新築が国をあげて行われており、それに伴う補助金も多く出てきているのをご存知でしょうか。
それに伴って、省エネにつながる設備に対しても補助がなされているのです。
たとえば、住宅用の太陽光発電の設備を導入するにあたっては、1キロワットあたり約2.5万円、状況によっては上限10万円の補助がなされます。
太陽光発電は住宅の屋根に容易に設置できるため発電機としてよく利用されています。
蓄電設備を併せて設置することによって一時的に生産した電気を蓄えることがます。
そのため長期的に費用の負担を削減するのであれば制度を利用して導入を検討されても良いかもしれません。
□長野県の自治体において受けられる新築購入者への補助制度
新築購入に対する補助金は長野県内の各自治体によって条件が異なります。
たとえば、上田市においては勤労者の住宅建設を促進するために、長野県労働金庫から融資を受けた場合の年利率をすべて負担しており、これによって借り入れの元金のみの返済で済むのです。
ほかにも、安曇市・大町市・須坂市・諏訪市・飯田市などでも利子の補給制度や補助金の制度が設けられています。
□最後に
今回は、新築購入者が受けられる補助金の制度について、長野県松本市の例を中心にご紹介いたしました。