「木造住宅に憧れるけど、最近台風が多いから強度が心配だな」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
木造だと強度が弱い、というイメージは実は過去の物で、今ではちゃんと台風にも負けない強度を備えています。
今日は、木造住宅の建て方と、どのように強度を高めているのか、現在の技術についてご説明します。
□木造住宅とは?
木造住宅はその名の通り、木造で造られた家です。
日本では鉄筋やコンクリートが普及した今でも人気があります。
木造住宅が人気である理由としては
・自由な家づくりが可能
・居心地がいい
・夏は涼しく冬は暖かい
などが挙げられます。
その建築方法には主に
・木造軸組み工法( 在来工法 )
・2×4( ツーバイフォー )工法
の二種類があります。
□木造軸組み工法( 在来工法 )
梁、桁などを使って建物の骨組みを先に造る建築方法です。
設計の自由度が高いことが特徴で、お好みで部屋の空間を考えられます。
こちらの工法は増改築がしやすいこともメリットです。
そして、強度も高く、柱が屋根を支え、すじかいが地震や強風の横揺れを防ぎます。
従来では、木造軸組み工法は地震や台風に弱いというイメージがありました。
しかし、現在では基礎の骨組みの部分をしっかりと造り、すじかい部分を金具で補強することで耐久性を高めました。
□2×4( ツーバイフォー )工法
2×4工法は、壁で建物を支える建築方法です。
イメージとしては、さきほどご紹介した木造軸組み工法が枠でしたら、こちらは箱をイメージしていただくと良いでしょう。
壁と天井、床の6面で支えるので力が加えられても分散され、高い耐久性を保ちます。
また、しっかりと壁でおおわれているために隙間がなく、気密性・断熱性が高いので暖房の熱が外に逃げにくいというメリットもあります。
戦後、アメリカから日本に持ち込まれた2×4工法は、耐久性が劣るものだったため台風などの災害に耐えることができませんでした。
しかし、現在では梁と支柱を繋いでいる金具が改良され、設計方法も強度を高めるように計算されていて、以前とは比較にならないくらいの強度を持っています。
□まとめ
今回は、木造軸組み工法と2×4工法、それぞれの耐久性についてご説明いたしました。
我々木族の家では、こだわりの木材を使って、安心して住んでいただける頑丈な家を建てています。
是非、松本市で新築をお考えの方がいらっしゃいましたら、木造住宅をご検討くださいませ。
お問合せお待ちしております。