長野県の松本市は、県内では多くの人が生活している地域で、ショッピングができるスーパーマーケットなども広く分布しており、生活には不便がない場所です。
土地の坪単価についても、東京都近郊と比べるとかなり安いので、一戸建て住宅を建設するための十分な敷地を購入できるでしょう。
そこで、住みやすい松本市で二世帯住宅を建てたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、気になるのが建設にかかる費用ですよね。
今回は、二世帯住宅にかかる費用をご紹介します。
□二世帯住宅の費用を考える前に
二世帯住宅を建設する費用を考える前に、土地を持っていない人は土地の購入資金も借入しなければなりません。
そのため、土地と建物のトータルコストで住宅資金を考えることが重要となります。
土地の購入価格を低く抑えられれば、その分建物の広さやグレード、設備の質などに多くの費用をかけられるでしょう。
□二世帯住宅の費用
二世帯住宅の建設にかかる費用は、およそ3000万円となります。
しかし、二世帯住宅の費用は、どのような住居形態にするのかによって、費用は大きく異なってきます。
世帯間の玄関を分けて完全に生活動線を分離する場合には、キッチンやトイレ、お風呂なども二世帯分を設けなければならなくなるので、その分のコストがかかってきてしまいます。
一般的に、完全分離型ですと完全同居型の二世帯住宅に比べると約1,5倍の費用がかかると言われています。
□費用を安く抑える工夫
例えば、キッチンは二世帯分つくり、お風呂や洗面所を共有する生活スタイルにすると、水まわりの分の建設コストを安く抑えられます。
実際に生活を始めてからの水道光熱費も、水まわりの設備を共用している割合が高い方がトータルの支払いは安くなるでしょう。
完全同居型の場合、外壁や屋根を建設する面積が完全分離型と比べてかなり少なくなるので、建設費用が安くなるというメリットがあります。
その分の資金で外壁のグレードを上げたり、床暖房などの付帯設備の設置費用に充てられます。
□最後に
今回は、二世帯住宅の費用についてご紹介しました。
二世帯住宅の費用は、土地の価格や住宅の様式などによって大きく変動します。
また、二世帯住宅は、親世帯と一緒に建てていくことになるので、意見のすり合わせが必要となってきます。
打ち合わせには時間がかかってしまうので、設計コストは少し高くなるでしょう。
費用については、親世帯ともよく話し合って、トラブルなく建設を進めましょう。