松本市横田のA様邸は、ベランダのFRP防水の下地が完了しました。
防水の下地に重要な点は、水が溜まらない勾配と防水の立ち上げの高さです。
まず勾配について、ベランダは主に人が歩く床面とミゾを作ります。
ミゾを無くしても作れますが、勾配の取り方が難しくなり、水が溜まる箇所ができやすくなります。
なので、ミゾに集めて排水するやり方を採用しています。
人が歩く床面は1/50の勾配(50センチで1センチあがる)、ミゾは1/100~1/200の勾配(1~2メートルで1センチあがる)を基準に下地を作ります。
つぎに防水の立ち上げの高さについて、これは防水基準として床面の一番高い場所から25センチ、
また掃出しサッシの下端まで12センチ以上を確保しないといけません。
住宅で雨漏りはあってはなりません。決まりを守ってしっかり施工していきます。