我々は、元々マンション志向だったのですが、せっかく信州で家を買うなら庭で畑がやってみたい。そんな思いが芽生え始め、私たち一家の家づくりが始まりました。当初は、ハウスメーカーや建築士の方のお話を聞きに行ったりしたのですが、規格化された何かがピンとこなかったり、こちらの気持ちに寄り添ってくれそうな人たちにお願いできたらなあという思いで悶々とする日々が長らく続きました。

木族の家様に家づくりをお願いした理由は、知り合いからの紹介というご縁もありましたが、実際に完成見学会に参加させてもらったときに、木をふんだんに使った温かみのある雰囲気、日が差す明るいリビング、ところどころに見える職人さんの技や施主の方のこだわりを形にしている点がとても素敵だなと思ったからです。

今回、家づくりをして思ったことは、決めることが多いのに対して自分たちの知識が浅いことによって生じる葛藤がとても多かったことです。この感覚は、第一子を出産して、途方に暮れる日々を過ごした時の感覚に似ておりました（笑）。しかし、その分、とても学びの多く充実した日々だったと思います。こちらの素人的な質問や要望にも嫌な顔せずに一緒に考えてくださった大月社長、現場監督の和田さん、大竹さんに感謝しております。そして現場の大工の皆様も、コロナ禍での作業、本当に有難うございました。これからも御社の素敵な家づくりを心より応援しております。