この度、木族の家は長野県SDGs推進企業に登録をいたしました。
最近テレビやラジオでよく「SDGs」という言葉を耳にすることが多くなりました。
ところで、SDGsとは一体どういったものでしょうか?
SDGsとは、「誰一人取り残さない持続可能な社会づくり」を目指し、2015年9月に国連サミットで採択された国際的な目標のことです。
「Sustainable Development Goals」を日本語に翻訳すると「持続可能な開発目標」といい、それぞれの単語の頭文字に複数形の「s」を付けた「SDGs」を通称としています。
2030年までにこの目標の達成をみんなで目指し、よりよい世界に変えていこう!
という国際的な取り組みがSDGsです。
また、現在の世界が抱えている課題として、人権、経済、地球環境、まちづくりに至るまで世界の様々な事柄に目を向け設定された目標として「17のゴール」がリストアップされています。
世界や地球と聞くと壮大なことに感じますが、私たちが暮らす長野県ではSDGsへの気づきのきっかけとなる「長野県SDGs推進企業登録制度」があり、この度こちらに登録させていただきました。
木族の家は、かつての日本に普及したスクラップ&ビルドという考え方に疑問を抱き、平成13年に会長の田中が仲間たちと共に設立した工務店です。
設立以来、信州で暮らす人のための木の家を模索し、提供し続けてきました。
長野県SDGs推進企業登録にあたり、木族の家ではSDGsの目標とも重なり合う取り組みを掲げています。
◆木族の家の取り組み
木族の家はZEH基準を満たした、ゼロエネルギー住宅を提供しています。
県産材をふんだんに活用した、地域と地球の未来にやさしい家づくりを提唱しています。
◆SDGs 17のゴールより
7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
11:住み続けられるまちづくりを
◆重点的な取り組み
- 県産材の利用を促進し、県産材利用率70%を2030年に向けた目標とします。
- ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)、LCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅を提供していくことにより、温暖化の抑制に取り組みます。2030年にはZEH、LCCM住宅を標準住宅とすることを目標とします。
※進捗状況:2019年/5% ⇒ 2020年/10% - 家づくりの技術と文化を未来に受け継ぐ社員大工制度を2019年より導入し、今後も社員大工の育成に継続して努めていきます。高齢化が進む大工の技術を次世代に受け継いでいくことで、安心して暮らしていける家づくりを将来にわたって提供していきます。
◆独自の取り組み
障がい者アートや木’s絵画プロジェクトで地域の子供たちから募集した絵を現場シートとし掲げています。
「住む人にも地球にも優しい家」を永遠のテーマとし、今後も地域に密着した工務店として精進してまいります。
▼長野県SDGs推進企業情報サイト
URL:https://nagano-sdgs.com/
▼SDGsについて詳しくはこちら
国際連合広報センター
URL:https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/