毎年恒例の木族の家での職場体験。
今年は7月6日と7月8日に、地元の鉢盛中学校の生徒さん男女2名ずつ、合わせて4名が体験に来てくれました。
ものづくりや技術の木工が好きな生徒さん、中には将来は家に関わる仕事に就きたいという生徒さんもいて、それぞれが目的を持って木族の家の職場体験を希望してくれました。
体験メニューを何にするかは、毎年悩みます。
できれば単純作業ではなく、家づくりへの興味が深まるような体験や、ものづくりの楽しさを実感してほしい。
そんな想いで決定した今年の体験メニューは以下の内容に。
〇1日目
・建築中の現場や、完成したお施主様邸の見学
・建築中の現場でのボード張り
〇2日目
・木工(木の雑貨づくり)
・模型づくり
1日目は建築現場に出向いて、実際の家づくりを肌で体験!
午前中は建築中の現場や、できたてほやほやの完成したおうちを見学。
社長の大月の話をみんな真剣に聞いています。
午後は実際に家づくりに参加してもらいました。
作業内容は石こうボード張り。中学生でも作業できるよう、大工さんがあらかじめ準備をしてくれています。
職場体験とはいっても、実際のお客様の家での作業です。
木族の家の現場スタッフが見守る中、緊張しつつも、自分から「やってみたい!」と積極的に取り組んでいました。
2日目は、ものづくりの楽しさや難しさを肌で感じてもらいたい!ということで、山形村ワークショップでの体験です。
午前中は木工体験。
木のイスや本棚など、木族の家のイベント「木工教室」でも人気の木の雑貨づくりに挑戦です!
木族の家の社員大工や現場管理スタッフが先生になって、道具の使い方や作り方をレクチャーしました。
ものづくりが好きだという生徒さんたち。
4人とも作業に没頭して、作品を造り上げるころには充実の表情を見せてくれました。
2日目午後、最後の職場体験メニューは2階建て住宅の模型作り。
午前中の木工作業とは打って変わって、カッターとのりを使っての繊細な技術が必要になる内容です。
カッターで細かい図形を切り抜いたり、「スチのり」という特殊なのりを使ったり。
慣れない作業の連続で難しかったかもしれませんが、みんなすごい集中力を発揮して、小さなおうちを形にすることができました。
あっという間の2日間でしたが、生徒さん4人とも、家づくり、ものづくりの楽しさを感じてくれていたようで、私たちもうれしかったです。
中学生のみなさんの真剣なまなざしや全力で取り組む姿勢に、私たちも良い刺激をたくさんいただいた2日間でした。
若手不足と言われている建築業界。
来年、再来年と職場体験を続けて、これからも若い世代の方々に家づくりのお仕事や、ものづくりの楽しさを体験していってもらえることを願っています。