先日、一般社団法人JBN・全国工務店協会様より、令和元年台風19号災害に際し、応急仮設木造住宅の建設に対する感謝状をいただきました。
令和元年10月、台風19号による豪雨のため長野市では千曲川の堤防が決壊し、北信地域では多くの住家が被害を受けました。
それを受け、長野県は仮設住宅建築を全木協―長野県協会に要請。
長野県内の工務店と大工、全国からの応援の大工がチームを結成し、約一か月で計55戸の応急仮設木造住宅をつくりあげました。
応急仮設木造住宅 建築中の様子
応急仮設木造住宅 完成
構造材の約70%は長野県産材を使用しています。
工事ではのべ1000人以上の大工が集結。
弊社では23戸の応急仮設木造住宅建築の統括管理をさせていただきました。
長野県の工務店が集まった「全木協―長野県協会」では、災害の際に迅速に動くことができるよう、2011年より応急仮設木造住宅の建築体制構築や、研修を重ねてまいりました。
このような取り組みもあり、令和元年の災害の際には地域の方々のお力になることができたのであれば幸いに思います。
近年は100年に一度といわれるような災害が高い頻度で発生しているように感じます。
これからも地域の工務店で応急仮設木造住宅の取り組みを継続していき、地域の力と資源を使って、信州で暮らすみなさまの力になっていけるよう努力してまいります。
弊社の建築部長 下里が現場にて統括管理をさせていただきました。