家を持ちたいと思い始めた2年前、たまたま住んでいたアパート近くに、縁あって土地が見つかり、家造りがスタートしました。
別のハウスメーカーで、契約寸前のところまでいきましたが、外観や間取りがしっくりきておらず、「何か違う・・・」という思いを払拭できずにいました。そんなとき、ふと会社の先輩から聞いた、木族の家という建築会社があることを思い出し、試しに見学会に行ってみました。
木族の家は、今まで見てきた家と違い、既成品では感じることができない、作り手の温もりにあふれた家で、かつ男心をくすぐるカッコいい家でした。そのとき直感で、「ここで家を建てたい!」と思い、後日下里さんに連絡し、木族の家での家造りが始まりました。
下里さんは、私たちの無理なお願いにも、何とか実現しようと色々と知恵を絞ってくださいました。
暖房方法はオンドルエコノではなく、床下エアコンを設置したいという要望にも嫌な顔ひとつせず、施工経験がある県外の同業者までわざわざ足を運んで設置方法を聞いてきてくださいました。また、住宅デザインも、梁や窓枠の見え方など、我々の希望通りにデザインしていただきました。
とにかく面倒なお願いばかりで、契約の時に、「これからも色々と面倒なお願いをするかもしれませんが大丈夫でしょうか・・・」という言葉に、「全然問題ないですよ!」と心よく引き受けてくれたことが、今でも忘れられません。
そして、契約時の話は現実となり、建築中は毎日のように色々と要望を出して、下里さんをはじめ、現場の方々を困らせてしまったと思います。しかし、そんな無茶な要望にも、いつも真摯に応えていただき本当に感謝しております。
おかげさまで、高気密・高断熱の家ができ、床下エアコンも大活躍しそうです。さらに、スッキリしたデザインで使い勝手もいい、私も妻も納得の素晴らしい家が完成したと思います。
色々と手間のかかる家だったと思いますが、藤澤棟梁、倉科棟梁には、本当に丁寧な仕事で応えていただき感謝しております。上棟の時から急に暑くなり、今年の夏は特別暑い日が続いたように思います。暑い中、汗だくでこんな素敵でカッコいい家を造ってくださりありがとうございました。
最後になりましたが、家造りに関わっていただいた全ての皆様に感謝し、大切に住んでいきたいと思います。本当にありがとうございました。
そして、今後ともよろしくお願いいたします。