生まれてから60年間神奈川県で海に近い市街地で暮らしてきましたが、次男が信州の茅野と松本に居住したことで、信州の魅力に惹かれるようになり、行くたびに広々して清涼な松本近郊に移住したいと思うようになり、次男と同居を前提に、2年程前から家さがしを始めました。
次男の仕事の関係もあり、建設地は松本以南の塩尻、山形、朝日村を中心に最初は古民家改築も考え、インターネットで検索した物件を当たりましたが、物件や周辺条件とも満足なものがなく、方々を当たっていたところ、偶々朝日村西洗馬で朝日村土地開発公社の土地販売会に通りがかり、適度な土地の広さ、標高の高さや畑や山の広がりの景色や価格から用地購入を決めました。
用地が決まり建物建築ですが、自分なりに用地に見合った自分たちの思いの建物プランをいくつか作り、ログハウス展示場、安曇野方面の輸入住宅見学から、各所展示場、松本近郊の住宅建築会社、ハウスメーカを当たり、数社に絞り込んで概算見積とプランの検討をお願いしましたが、自分達の思い描くプランにならず悩んでいました。そのような状況で、たまたま木族の家さんのホームページを見て、「釣りが好きな社長か」当たってみようと思い、自分のプラン、用地図などを持参し説明させていただきました。
2週間後位で田中社長さんからプランスケッチをメールで送付頂き、「私たちの思いを具体化してくれているなぁ」と思い、すぐに再度田中社長にご面会し、木の家作り、オンドルエコノ床暖房、太陽光発電など付帯設備を含めた概略予算を説明戴き「木族の家さんにお願いしよう」と心を固めました。その頃、並行するように次男が交際中の彼女と結婚が決定し、親子世帯同居の家作りをスタートしました。
下里設計士さんから設計図面を説明頂き、平成26年12月から月1回の横須賀からの松本通いを行い、建築申請に至るまで間取り、構造設計から内訳見積まで仕上げていただき3月1日契約、3月21日に無事に地鎮祭となりました。本当にお世話になりました。
建築工事着工後は、現場管理戴いた寺島さんには、特に月1回程度しか現場に伺えないために、図面や写真をもとにした詳細依頼資料をメールで何回も何回もやり取りしたり、造作での細かい依頼、コンセント追加、照明の変更追加なども対応いただいき、現場の取り纏めには大変ご苦労をおかけしたと思います。また、メールでのご回答連絡はミスをなくすための再確認を含めキッチリ回答いただき、現場を見れなくとも信頼できるものでした。本当にありがとうございました。
これからはこの家から、信州の四季を味わいながらの暮らしに期待して、家族で末永く付き合って行ければと思っております。