皆様、はじめまして。
先月より木族の家へ入社致しましたT.Oと申します。
不慣れな点も多々ありますが、精一杯頑張って参りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
また、このブログを通して、少しでも木造住宅に関して興味を持って頂き、
現場の内容が分かりやすく伝わればなと思います。
さて、松本市の弘法山近くにあります、神田のK様邸が先日より着工致しました。
下の写真は基礎工事のものになります。
整地した状況から建物の基礎となる部分が完成します。
仕上がってみると、一見ただのコンクリートのように見えますが、これから上部に2階建ての住宅が建ち上がっていく為、とても肝心な構造物となります。こちらの基礎工事に要する期間は約1か月程となりますが、やることは沢山あります。
建物の位置や高さを決め、基礎を形にする為の型枠を設置し、基礎の骨の部分にあたる鉄筋を組んだり・・・・・と、コンクリートを打設するまでに様々な工程があります。
鉄筋に関しては、規定の材料を、計画した通りに現場で配筋し、組んでいきます。
現場監督になりたての頃は鉄筋の種類や配筋方法など、理解するのがとても大変で、毎日毎日、先輩によく怒られていました。懐かしいです。(そのおかげで身についていることが多く、今では感謝しています。)
そのくらい重要な部分となる為、間違えがないかよく確認し、配筋の検査も実施した上で、やっとコンクリートを打設していきます。だいぶざっくりではありますが、これでやっと基礎が完成します。
そして基礎工事の職人さんから大工さんへとバトンタッチし、ついに上棟という流れになりますが、今回はここまで。
次回は上棟前の土台敷き~建て方をご案内致します。
それではまた!