「健康的という話もよく聞くけれども、自然素材ってどのようなメリットがあるのだろう?」
住宅新築の際には、どのような素材を使うかを検討すると思いますが、自然素材をその候補の一つとしている方もいらっしゃるかもしれません。
大がかりなリフォームをするまでは長く使い続ける仕様ですから、素材も慎重に決めたいですよね。
そこで今回は、健康にもやさしい自然素材のメリットについてご紹介いたします。
□自然素材のメリット
*吸湿性がある
自然素材は周りの環境に応じて湿度を調整する特徴があります。
湿度が高いときには周りから取り込み、逆に低いときには放出することで、夏の蒸し暑さや冬の乾燥を改善できるのです。
また、湿気の多い状態はカビが発生する原因となり、逆に湿気が少ないと感染症が流行やすいですが、湿度の調節によってこういったことを避けて健康的な暮らしの場を提供します。
*保温性がある
自然素材で昔ながらの木造住宅を想像すると外気の空気に影響されやすいため、保温性があるというのは少し信じられないかもしれません。
しかし実際のところは鉄やコンクリートに比べると熱を伝えにくいため、屋内の空気が外気に影響しにくいという性質があるのです。
また、最近では工法もさらに向上してきていますので、より保温性の高い住宅を実現できます。
外気に影響されにくいというのは、激しい温度変化によって身体に負担をかけないことにつながりますので、より健康的な暮らしを送れるでしょう。
*環境に優しい
自然の素材を使っているために有害な物質を放出することがありません。
化学物質の影響を心配することなく、安心して生活できるのはありがたいことですよね。
健康的な暮らしをするにおいては余計な物質が空気中を漂うことがないのは大切な要素でしょう。
こういった物質は周りの環境の負担も軽減しており、二面で恩恵があるといえます。
*強度が高い安全な素材
自然素材が丈夫だという特徴も持つことをご存知ですか?
工法が向上してきた現在においては、自然素材であっても十分な強度を確保できるようになりました。
地震などの衝撃が心配な日本においては強度の高さは魅力的にうつりますよね。
□最後に
今回は、自然素材のメリットについてご紹介いたしました。
丈夫で安全性の高い空間を提供し、環境や健康にも優しい効果を持つのが自然素材の魅力です。
住宅を新築する際には自然素材の使用を検討をおすすめします。